薬剤師を目指すには。仕事内容、薬学部学費について【免許証取得】

先生、、、僕は薬剤師という仕事がよくわからなくってきたんだ・・・

どうしたんだい？

ドラッグストアや調剤薬局を経験してきたけど、女性が6割の職場の中で1日中気を使ったり、上司のご機嫌を伺ったり、凄くストレスが溜まるんだ・・・

色々大変なんだね、一度自分が頑張ってきたことを振り返ってみよう。自信がもてるかもしれないよ。

薬剤師として医療従事者として働いてきました。

今まで頑張ってきたことを肯定してあげるために、まとめてみました。

１、薬剤師を目指すには？

親戚のお姉さんが病院で臨床検査技師をしていて、これからは医薬分業の時代！薬が製薬会社からどんどん開発されていくし、知識を蓄えることで「医者の力になれるんだよ。」と教えてくれたことがキッカケだったと思う。

それはいつぐらいの話だったのかな？

小学校の時には薬剤師になってみたいと思っていたんだ。

そこからたくさん努力したんだね、頑張ったね。

１－１、薬剤師とは

薬剤師法という法律において、「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする」と規定されております。

病気の治療や予防、健康の維持などのために、薬は私たちの生活に欠かせないものになっています。
病気やけがで、病院や診療所（医院）にかかって薬をもらったり、体調がすぐれないときに町の薬局・薬店で大衆薬を購入する際に患者に寄り添い、サポートをしていきます。

こうした薬が製薬企業で作られ、医療機関や薬局等を経由して消費者の手に届くまでのすべての過程で、薬学を基礎とした専門的な立場から関与しているのが薬剤師です。

１－２、薬剤師になるには

 ※日本薬剤師会より引用

薬剤師になるためには、薬剤師国家試験に合格しなければなりません。

受験資格は、薬剤師法によって平成１８年４月の大学入学者から、薬学の正規の課程のうち修業年限を６年とする課程を卒業した者（経過措置あり）とされていますので、まず、大学の上記課程に進学することが必要となります。

 薬剤師国家試験は、例年３月に２日間の日程で実施されています。

この２日間の試験を受けるために、単位取得、実習、実際に現場での研修を受けなければいけないのじゃ。

中学、高校の同級生が大学でキャンパスライフを楽しんでる間でも、単位を取るために勉強しなければいけなくて辛かったよ。

試験に合格すると、申請により厚生労働省の薬剤師名簿に登録され、厚生労働大臣から薬剤師免許が与えられます。

薬剤師免許証

・薬剤師法による証明

・厚生労働大臣

・薬剤師免許登録番号

・薬剤師名簿登録年月日

２、薬剤師の仕事内容

先生、薬剤師の仕事にはどういうのがあるんですか？

大きくわけて、４つの職種があるのじゃ。逆に言うと、それしかないからそれに悩む薬剤師も大勢おるわけなのじゃ。

薬剤師の仕事内容は職場によって異なります。厚生労働省の調査では、薬剤師の55.9％が薬局、19.0％が病院・診療所、15.1％が医薬品関係企業で働いています（平成26年12月31日現在）。

職場ごとのおもな仕事内容は以下の通りです。

２－１、薬局

調剤薬局の仕事は、

医師が出した処方箋にもとづいて薬を調合する「調剤業務」。

薬の情報や飲み方の説明、アドバイスなどを行う「服薬指導」。

薬の重複や、飲み合わせによる副作用などを防ぐため、患者が服用した薬やアレルギーの有無などを確認する「薬歴管理」。

処方箋の内容について疑問がある場合に、発行した医師に問い合わせる「疑義照会」がおもな仕事です。

現在は国の政策で医療費の削減を鑑みてジェネリックへの変更が推奨されており、医薬品の在庫管理も行います。

駅に近い職場で面分業をしている場合、1回しか患者さんに出さなかった薬なども保管しなくてはいけなく、在庫過多になることもしばしばです。

また、患者一人一人とコミュニケーションをとり、薬の服用による体調の変化や副作用の有無などを聞き取り、記録していくことも大事な仕事です。

２－２、ドラッグストア

ドラッグストアの場合は、お客様の症状や要望に合ったOTC医薬品（医師の処方箋がなくても購入できる一般用医薬品）の提案や説明、販売を行います。

一類医薬品など薬剤師がいなければ購入できない医薬品を購入するお客様へ情報を聞き取ったり、説明を行うこともあります。

調剤薬局と異なる点として、接客やレジ打ち、品出し、棚卸などの業務があるほか、店舗の売り上げを伸ばすために、プライベートブランドの販売などにも積極的に参加していきます。

２－３、病院・診療所

外来患者や入院患者を対象とした調剤業務、服薬指導、薬歴管理、疑義照会のほかに、注射や点滴の調剤や管理なども行います。

一番知識と経験値をつけるなら、病院・診療所での業務は薬剤師としての実力をあげることができるでしょう。

また、医療機関勤務の特徴として、医師や看護師などほかの医療スタッフとコミュニケーションをとり連携をはかりながら、チームとして患者の治療にあたっていくことも必要になります。

 

２－４、医薬品関連企業

医薬品の研究や開発、新薬の臨床試験である治験に関する説明や相談、医師や薬剤師への医薬品の情報提供、医薬品に関するデータの管理や資料の作成などを行います。

ＭＲ（エムアール）と呼ばれ、新薬の情報を病院や薬局に情報を届けたり、勉強会を開いたりと医療機関と密接な関係を持ちます。

そのほかにも公務員として保健所や研究所、なかには麻薬取締官として働く人もいるなど、薬剤師の活躍の場は多岐にわたります。近年では高齢化の進行により、老人介護施設や在宅医療などに関わる薬剤師も増えています。

スポーツファーマシストなど、オリンピックや国体などで活躍する薬剤師も増えてきております。スポーツ選手はどんなに頑張ってきても禁止薬物を摂取することで失格になってしまう可能性があります。それを防ぐためにも、責任重大なお仕事になります。

また、漢方や生薬の専門など、薬剤師に関連したさまざまな認定や専門資格もあります。専門性を高めるために研修などを受けて資格をとり、各分野に特化した職場で仕事をする人もいます。

３、薬剤師の学費は？

薬剤師になるためには、国家試験を受けないといけません。

その国家試験を受けるためには、薬学部のある大学を卒業しないといけません。

薬学系の学科を設置している大学は「国立」「公立」「私立」とさまざまな大学があり、全国に74校あります。

現在は6年生に移行されており、大学で必ず6年間勉強しなくてはいけなくなりました。

学費も6年間かかることになりました。

３－１、国立大学の場合

国公立大学の場合は比較的安くなりますが、それでも他の大学に比べると高額な学費がかかってきます。

入学金がおよそ30万円、授業料が年間およそ60万円です。

6年間の学費は全部で350万円ほどかかってきます。

大学によって多少の差はありますが、国立の場合は大体このくらいの金額になります。

３－２、私立大学の場合

入学金がおよそ40万円、授業料が年間およそ140万円です。

これ以外に施設費などが60万円ほど必要になるのが一般的で、6年間の学費は全部で1200万円を超えることも珍しくありません。

特待制度をやっている大学は多く、入学試験の点数によって特待生になられる学生がおります。

そこから、授業態度や成績によって（私の大学は年間総合成績B以上で進学時の特待制度継続でした）特待生度を受けれるか学校側が判断します。

奨学金制度もあります。

学校側で基本斡旋してくれますが、返済額が大きく社会人になってからこの返済に苦しむ方も多いです。

※私の友人は、「返済が多すぎて貯金が貯まらない」と嘆いておりました。

４、まとめ

私は学生時代に家をでて一人暮らしをして家事をしたことで母親の大変さを知りました。そして、社会人になりお金を稼ぐことで父親の凄さをしりました。

調べて頭をスッキリさせたら、ここまで育ててくれた両親への感謝も一塩じゃろ。

高校時代に受験勉強をして、大学時代も勉強をして、社会人になってからも勉強をしてます。

薬剤師は一生勉強しなくてはいけないんじゃ。

先生、私はやっていけるのでしょうか？

大丈夫じゃ、薬剤師免許を取ってここまでくるだけでも大したもんじゃ。きっとやれる。今まで頑張ってきたんだから大丈夫じゃ。

薬剤師として勉強したり、知識やスキルアップをしたいと思いブログを始めました。

薬剤師の仕事は、どんな職種でも薬を扱うとしたら必ず人様への健康に関与します。

責任感が重い仕事になります。

だからこそ、勉強をして不安を１つ１つ消していくべきだと思っております。

私は、ドラッグストアから調剤薬局への転職組です。

転職についても色々記載していく予定です

＼ＳＨＡＲＥ／